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4048738143ホルモー六景
万城目 学
角川書店 2007-11

by G-Tools


ブラボー!万城目学!

『鴨川ホルモー』サイドストーリー。
ホルモーに関わる人たちの泣き笑いが詰まった6つの連作短編。裏ではこんなことも走ってたのか、、と表と裏2倍堪能できます。
後輩に借りたものの放置すること数週間。。もっと早く読めばよかった。
これから読まれる方は、まずは鴨川ホルモーからどうぞ。

「長持の恋」秀逸。思わずウルッとする切なさ。
職場近過ぎ「丸の内サミット」も。
京都が遠い分、丸ビル見ながら妄想してしまいそう

鴨川ホルモーとのリンク設定、各短編の主人公や、場所
設定など、絶妙なアングル。さらに思わずにやっとしてしまうユニークな文章。
「金なきをりはとく走りてのがれたまひなむ」笑。

恋に仕事にぐちゃぐちゃ悩む大学生&社会人の不器用でまっすぐな日常がリアルに感じられて、読後すっきり。
万城目さんの引出しの多さ&深さに脱帽。
是非続編書いてほしい
 | 万城目 学  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
4916199820鴨川ホルモー
万城目 学
産業編集センター 2006-04

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よくまあこんな話考えるよね・・?
ものすごく入念な時代考証絡めた構成の上に、
ずば抜けた下らなさと、相当意図的に
ゴージャスな修辞のアンマッチが可笑しすぎる
京都大学青春絵巻。
感想は。。。。真剣に読んだら終わりです。
ただ安部くんの恋と、ホルモーの行方を見守るのみ!

凡ちゃん、レナウン娘、イカキョー、、
物忌み、、ひたすらニヤリとすることお約束。

来年GWに映画公開だそうです。
万人受けじゃないから、敢えて☆3つ。
笑いたい方には是非!
あ、ただしホルモーのルールにしばらく惑います。
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4396334060扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫 い 17-1)
石持 浅海
祥伝社 2008-02-08

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なかなかヘビーに読書する友人は数人いるけれど
かなり趣味の合う人にススメられて購入。06年度このミス2位の作品だそう。
軽いけれど、引き込まれて、1日でサクサク読み終わりました。

成城の豪華ペンションに集まった、大学時代の仲間7人。

犯人が殺害を犯すシーンから物語が始まるので、
(こういうのを倒叙ミステリーというそうです。古畑任三郎形式)
時間共に変化する犯人の心情と、
冷静に追い詰めていく探偵役・優佳の息詰まる心理戦が読み応えあり。

途中、死体発見を遅らせようと、やたらと理屈をコネる伏見に、
中だるみ。
さらに、最後に優佳が解き明かした動機が、、、
「まじ、、それだけ!?」感あり。

でも、その分後日談への楽しみが出来たのかも。
これはこれでアリでしょう。
期待が高まりすぎる分、動機ガッカリが増幅するのかな。。

このミス2位と聞いて想像されるものからは、ちょっとかけ離れているけど
時間を忘れて夢中でページを繰らせる筆力というのは、
やはり面白さの証ということで。
続編を読みたいです。
 | 石持浅海  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
午前三時のルースター (文春文庫)
垣根 涼介
文藝春秋
売り上げランキング: 18216


サントリーミステリー大賞受賞作にして
垣根涼介デビュー作。

ベトナムに宝石の買い付けに行ったまま行方不明となった父の行方を捜したいと願う少年。
祖父は息子のお目付け役として、旅行代理店勤務の
長瀬を添乗員として同行させる。
同行者プータローの源内と、現地のドライバービエン、
通訳兼ガイドのメイ。
彼らの行く手にはあらゆる妨害があって。。

ハードボイルド風の気障な登場人物。
軽快なストーリー展開はこの時から。

確か垣根さんデビュー前は旅行代理店に勤めながら
夜中に小説を書いていたはず、、
ベトナムの湿った空気の書き方が上手い。
ねっとりとした赤道下の寝苦しい夜が蘇ってくる。
過剰なアクションと銃乱射劇はちょっとヘビーで、
展開も読めてしまうんだけれど、
それでもやっぱり最後は、成長する慎一郎に涙。
 | 垣根涼介  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
4043736037白いへび眠る島
三浦 しをん
角川書店 2005-05-25

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初・三浦しをん。この人もすごい!

高校3年の悟史が帰省したのは、今も因習が残る拝島。
白蛇様や荒神様と呼ばれる神を祀った神社を中心にして
集落が形成され、島には長男だけが残ることが出来る。
13年ぶりの大祭を前に、怪物『あれ』が出たとの噂が広がり。。

ともに持念石を分け合って持つ島特有の風習「持念兄弟」の光市。
神宮家の次男荒太。
暗い因習に縛られる孤島の中の数日間の不思議な出来事。

「逃げ出したい場所があって、でもそこにはいつまでも
待っててくれる人がいる。その二つの条件があって初めて、
人はそこから逃れることに自由を感じられるんだ」(p157)

暗いけれど、力強い生命力溢れた作品。
三浦をしんの世界を紡ぎ出す力、、すごい。
夢中になるあまり、1日で読み終えました。

(美内すずえのホラーっぽいけど。笑
 これに似た漫画読んだことあるんだけど、、思い出せない。。)
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